先日の話↓の続き。
本当は、来週の水曜に流産の最終チェックをして、その翌日に手術をする予定でした。
それが、昨日のこと。朝からじわじわお腹が痛くなってきて、「あ…これはもしや」と思っているうち、夕方になってあれよという間に、赤ちゃん(胎嚢)が出てきました。2時間のインターバルを置いて、二人とも。
いわゆる、自然流産となった訳です。その話を書きたいと思います(長文)。ちょっと生々しい話ですので、過去の辛いことなどを思い出したくない方や苦手な方は、ご注意を。
もう10日ほど出血していて、ここ3日ほどで出血は増えてました。けど、自然流産の時は、ネット上の経験談をいくつか読んでると「生理2日目どころではない大量出血」とか「失神するほどの、生理痛の100倍の腹痛、陣痛と同じ」などとあります。私はぜんぜんそんな感じではなかったです。(陣痛は経験ないので分からないけど)
昨日は、いつもの生理3日目くらいの出血が朝からあって、午後からじわじわとお腹が痛くなってきました。私の場合、生理痛はあったりなかったり、ある時はロキソニンを1錠飲めばどうにかなる程度。昨日の痛みも、生理痛がある場合の、割と痛めの時という感じでした。
ううー、横になりたい程でもないけど、結構痛くなってきたな。。早く仕事を終わらせよう。病院行った方がいいのかなぁ?どうしよう?と思って、仕事しながらネット検索して、ぜんぜん捗らないという悪循環。笑
そうこうしている間に、あ〜、なんか血が増えてきたかも。トイレ行こう…と立ち上がった瞬間。「ドロン!」と感触がありました。生理の時に血の塊(血液ドロドロ気味なんで…)が出る時の、あの感じ。
大きい塊が出たな、と思って、トイレでショーツを脱ぐと、ナプキンに血の塊と、血とは違う、小さな白っぽいスライムのようなものが。
「あ!!…これが胎嚢?」
と思った途端、なんだかブワーっと込み上げてきて、オイオイと泣いてしまいました。悲しいというのとも違うのだけど、出てきてくれてありがとう、頑張ったね、急に寒くなったねごめんね、などなど、いろんな思いが湧いてきて。
そして便器をのぞくと、もっと大きな白い塊が沈んでいました。そっか、あっちが本体だったのかな。。。急に冷たい水に入っちゃったな、寒いよね、ごめんね、、、と、申し訳ない気持ちになりました。
どうしようかしばらく迷ったのだけど、沈んでしまった本体と一緒に、ナプキンの方の塊もぬぐって、手を合わせながら水に流しました。
このことは、結局今も後悔しています。やっぱり、割り箸か何かですくいとってあげたほうがよかった…その場合も、どのみちクリニックに持って行って病理検査にかけてもらって、最終的には廃棄されてしまうのだけど。
涙がおさまってすぐ、クリニックに電話して、ことの顛末を話しました。その時は、間も無くクリニックの営業が終わる時間でした。看護師さんには、もしこれ以降に大量に出血や痛みがあったら、提携先の病院に救急で受診して、そうでなければ明日の朝イチでクリニックにきて欲しい、と言われました。
電話を終えて、どうにも腹痛が治らないので、ロキソニンを飲んで横になっていました。失神レベルの痛みではないけど、やっぱり痛い。YouTubeを見ながらぼんやりしていました。
少しおさまってきたので、今のうちにと思って近所のスーパーへ。買い物を終えて帰ってきて、少し休憩してから立ち上がった時に、また「ボトボトっ」と…大きな塊が出てきた感触。
慌ててトイレに行って見てみると、ナプキンには、さっき便器に落ちたのと似たようなのが!こ、これは二人目の方なのかしら??と思い、クリニックに持っていくため、とりあえずジップロックに入れました。そして、ハンカチに包んで、冷蔵庫で保管することに。やっぱり寒いところなので、またごめんよ…と思いつつ。
そして気づいたら、腹痛はきれいさっぱり、消えていました。そっか、分からないけれど、おそらく私は今、小さなお産を終えたのだな、という気がしました。悲しいけれど、清々しい感じ。
その後、出血はあまりなく、今朝クリニックでエコーで見てもらったら、やはりお腹にはもう、2人の胎嚢はありませんでした。「自然流産ですね、もう手術の必要はないですね」と先生。なんとなく、いい子たちだったなぁ、としみじみ思いました。
これが、2回目の流産の顛末です。前回は稽留流産からの手術だったのですが、それに比べて、「自分で産んだ!」という達成感のようなものがあって、よかったなというのも変だけど、そう感じています。
流産に始まり流産に終わった2019年。いい経験をしましたし、いい意味で価値観がひっくり返ることもあり、悪いだけの年じゃなかった。強がりではなく!
今後どうするか、だいたいもう考えているのですが、それはまた今度書きます。今日は長くなってしまいましたが(誰か最後まで読んでるのか?笑)この辺で。